真の課題は世代間の負担と給付の格差
島澤 諭(しまさわ まなぶ)*中部圏社会経済研究所経済分析・応用チームリーダー
1970年富山県生まれ。東京大学経済学部卒業。1994年、経済企画庁(現内閣府)入庁。2001年内閣府退官。秋田大学教育文化学部准教授等を経て、2015年4月より現職。財務省財務総合政策研究所客員研究員、法政大学兼任講師等を兼任。専門は財政学。主な著書に『世代会計入門』(日本評論社、2013年)。
小黒一正(おぐろ かずまさ)*法政大学経済学部教授
1974年東京都生まれ。京都大学理学部卒、一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。1997 年大蔵省(現財務省)入省後、財務省財務総合政策研究所主任研究官、一橋大学経済研究所准教授などを経て、2015 年4 月から現職。鹿島平和研究所理事。専門は公共経済学。著書に『預金封鎖に備えよ――マイナス金利の先にある危機』(朝日新聞出版、2016年)、『財政危機の深間』(NHK 出版、2014 年)、『2025 年、高齢者が難民になる日』(共著、日本経済新聞出版社 、2016 年)等。
亀井善太郎(かめい ぜんたろう)*政策シンクタンクPHP総研主席研究員、立教大学大学院特任教授
慶応義塾大学経済学部卒業。日本興業銀行、ボストン・コンサルティング・グループ、衆議院議員等を経て現職。みずほ総合研究所アドバイザーも務める。シンクタンカー、大学教員、NPOマネジメントとして民間からの政策の発案、社会変革の担い手人材の育成、そして、自らその実践にも取り組む。
衆議院決算行政監視委員会参考人、内閣官房行政改革推進会議年次公開検証評価者、自治体における行政改革等に関する各種審議会委員長や委員等を務める。