Voice×PHP総研ウェビナー
日本の「人権指針」
『Voice』編集部と政策シンクタンクPHP総研は、『Voice』の注目論考の著者をゲストに迎え、読者の皆さまと共に考えを深める場としてウェビナーを共催しています。
第9回目は、『Voice』2022年3月号総力特集「北京五輪と人権外交」に寄稿した市原麻衣子氏と高口康太氏をお迎えし、人権問題が現在ほどに外交政策やビジネスにおいて取り上げられるようになった背景や、先進国を含め世界全体で進む人権規範の弱体化の要因についてお話を伺います。自由民主主義陣営の一国として日本が定めるべき「人権指針」について議論を深め、普遍的な人権外交のあり方や企業に求められている人権デューデリジェンスへの対応などについて皆さまと共に考えていきます。
モデレーターは、「ビジネスと人権についての基本的考え方(Framework for Business and Human Rights)」(ラギーフレームワーク、2008年)の英日翻訳を手掛けたPHP総研客員研究員の今井章子が務めます。
概要
開催日時 | 2022年3月3日(木)14:30-15:45 |
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視聴方法 | お申込み受付は終了しました ※終了後にご視聴いただくことはできません。 |
対象 | 月刊誌『Voice』読者 |
定員 | 200名 |
参加費 | 無料 |
スピーカー | 市原 麻衣子/一橋大学大学院法学研究科准教授 ジョージ・ワシントン大学大学院修了(政治学、Ph.D.)。関西外国語大学外国語学部専任講師・准教授を経て、2016年より現職。専門は国際政治、とくに民主主義・人権外交。著作に、Japan’s International Democracy Assistance as Soft Power: Neoclassical Realist Analysis(Routledge, 2017)など。 高口 康太/ジャーナリスト 1976年、千葉県生まれ。千葉大学人文社会科学研究科博士課程単位取得退学。中国経済、中国企業、在日中国人社会を中心に『ウェッジ』『ニューズウィーク日本版』『ニューズピックス』などのメディアに寄稿している。ニュースサイト「キンブリックス・ナウ」を運営。著書に『なぜ、習近平は激怒したのか』(祥伝社新書)、『現代中国経営者列伝』(星海社新書)、梶谷懐氏との共著に『幸福な監視国家・中国』(NHK出版新書)、編著に『中国S級B級論』(さくら舎)など。最新著に『中国「コロナ封じ」の虚実』(中公新書ラクレ)がある。 |
モデレーター | 今井 章子/昭和女子大学グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科長・教授 横浜市立大学卒、英文出版社Japan Echo取締役編集部長を経て、ハーバード大学ケネディー行政大学院修了(行政学修士)。2016年10月より、昭和女子大学教授。国際広報、サステナビリティ、リーダーシップなど、グローバルビジネスを取り巻く諸課題を研究している。また、 日本の市民協力により設立されたタンザニア・アルーシャ州の全寮制女子中学校「Sakura Girls Secondary School」を支援する一般社団法人「キリマンジャロの会」常務理事も務める。 |
主催 | 月刊誌『Voice』編集部 |
お問い合わせ | think2@php.co.jp |