多様な選択肢を認める「教育義務制度」への転換
―就学義務の見直しに関する具体的提案―

亀田徹 ((株) PHP総合研究所 主任研究員)

Talking Points

  • 義務教育段階では、保護者に対し子どもを就学させる義務が課せられている。
  • しかし、不登校のケース、子どもをインターナショナルスクールに通わせるケースなどの実態に対応するため、就学義務制度の見直しが国において進められている。
  • 多様な選択肢を認めるため、学校以外の場で子どもに教育を受けさせることを可能にする制度改正を行うべきである。就学義務ではなくいわば教育義務を保護者に課す。
  • 教育義務への制度改正を行うためには、教育委員会が定期的に子どもの状況をチェックするなどの体制を整備する必要がある。
policy_v2_n08

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