学校運営改善モデル | 【1】 事前研修
事前研修
1.学校評価と学校運営改善の進め方〔10分間〕 ※〔 〕内は所要時間の目安
- (1)<モデル内容>
学校評価と学校運営改善の意義について説明。 - (2)学校運営改善の進め方について説明。
〔ポイント〕
学校運営改善を推進するためには教職員のチームワークが大事であり、教職員どうしのコミュニケーションを深めるためにコーチングを活用することを説明する。
2.コーチング〔2時間40分間〕
- <モデル内容>
- (1) コーチングの意義・コーチングマインドについて説明。
(2) コーチングスキルについての説明と演習を行う。 - ア.傾聴
- ① 相手の話を最後までしっかり聴くことが重要であることを示す。
- ② うなずき・あいづち・うながしなど、傾聴をするために必要なことをあげて、実際に教職員どうしで互いの話を傾聴する。
- イ.承認
- ① 意欲の向上につながるなどの承認による効果をあげる。
- ② 存在を認める、結果を認める、結果に至る努力を認めるなど承認の方法をあげ、実際に相手を承認する。
- ウ.質問
- ① 質問の効果や質問の方法をあげる。
- ② どのような質問をすれば答えを引き出せるかを考え、相手に質問をする。
- ①〔ポイント〕
- コーチングの基本を学び、コミュニケーションの果たす役割について意識を高める。説明だけでなく、演習が重要である。
- ② コーチングとは、「相手の可能性を引き出し、その人の自主的な前進をサポートするコミュニケーションスキル」である。そのスキルの前提として、コーチングマインド(「誰もが可能性を持っている」「『答え』はその人自身の中にある」)を持つことが重要であることを理解する。
- ③ 教職員どうしのコミュニケーションが大事であることを強調する。