小川 忠 (おがわ・ただし)
PHP総研客員研究員
跡見学園女子大学文学部教授
早稲田大学アジア研究所招聘研究員
専門分野 【 パブリック・ディプロマシー、現代インドネシア研究 】
経 歴
神戸市生まれ。早稲田大学教育学部卒。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了、学術博士。1982年から2017年まで国際交流基金勤務。この間、ニューデリー事務所長、東南アジア総局長(在ジャカルタ)、日米センター事務局長、日本研究・知的交流部長、企画部長等を歴任。2017年より跡見学園女子大学教授(現在に至る)。青山学院大学非常勤講師。
【主な論文・論考・編著作・講演など】
【 主な著書:単著 】
- 『変容するインドネシア』(めこん、2023年)
- 『逆襲する宗教:パンデミックと原理主義』(講談社選書メチェ、2023年)
- 『自分探しするアジアの国々: 揺れる国民意識をネット動画から見る』(明石書店、2021年)
- 『インドネシア イスラーム大国の変貌 躍進がもたらす新たな危機』(新潮選書、2016年)
- 『戦後米国の沖縄文化戦略』(岩波書店、2012年)
- 『テロと救済の原理主義』(新潮選書、2007年)
- 『原理主義とは何か―アメリカ、中東から日本まで』(講談社現代新書、2003年)
- 『ヒンドゥー・ナショナリズムの台頭―軋むインド』(NTT出版、2000年) 第12回アジア・太平洋賞特別賞受賞
- 『インドネシア 多民族国家の模索』(岩波新書、1993年)
【 主な著書:共著 】
- 小川忠(編)『国境を越えるためのブックガイド50』(白水社、2022年)
- 小倉和夫・土山實男(編)『国際交流と日本 日本の自画像と国際認識をつくった国際交流』(内外出版、2021年)
- 国際交流基金(編)『国際文化交流を実践する』(白水社、2020年)
- Nancy Snow/Nicholas J. Cull (eds.) Routledge Handbook of Public Diplomacy, Routledge 2020
- R.S. Zaharna/Amelia Arsenault/Ali Fisher (eds.) Relational, Networked and Collaborative Approaches to Public Diplomacy, Routledge 2013
- 金子将史・北野充(編)『パブリック・ディプロマシー「世論の時代」の外交戦略』(PHP研究所、2007年)
【 社会的貢献 】
- 公益財団法人INPEX教育交流財団 理事
- 公益財団法人早稲田奉仕園 理事
- 一般社団法人日本英語交流連盟 対外発信委員会 委員
- 2018年4月から2023年3月まで毎日新聞社・毎日アジアビジネス研究所ウェブサイトに「小川忠のインドネシア目線」と題する連載をもち、現代インドネシアの変容を解説。
- 福岡アジア文化賞審査委員会 芸術・文化賞選考委員会委員