地域社会の繁栄の核となる
PHP「地域百年企業」経営者倶楽部
- 趣 旨
- 「地域百年企業」とは、地域に生まれ、地域の人々に育まれながら、何世代にもわたって営まれてきた企業です。その持続的な発展には、利益を追求すると同時に企業が依って立つ地域の人々や企業が世代を越えて共存共栄していくための「公器」としての役割が期待されています。
「“百年先”を見据えたイノベーティブな企業・地域づくり」にみずから挑み、継承していくための理念と実践方法を学びます。
【プログラム】
特 徴
PHP「地域百年企業」経営者倶楽部は、みずからの企業を地域社会の「繁栄の核」に育て上げたい、これからも大切に「継承」していきたいと願う経営者が集い、その実現に向けてともに学び合う「切磋琢磨」の場です。
下記のような本倶楽部への参加メリットを享受できることにより、経営者のみなさんが「“百年先”を見据えたイノベーティブな企業・地域づくり」に向けた経営基盤を構築いただけます。
1)時流を見極め、潮目の変化を捉える「経営理念の形成と継承」
地域とともに生き続くための企業、地域経営の基本理念の確立と実践に寄与する情報が得られます。
2)「公器の経営」を追求するPHPならではのキュレーションサービスの提供
地域とともに成長したい、地域に貢献したい。そんな想いが触発されます。
3) 学びと対話による会員相互の「研鑽とつながりの場」の形成
地域社会をより望ましいカタチで次世代に引き継ぐために、将来世代を見通した「地域百年の計」とは何か、そのためにいま何をすべきかを、ともに考え実践していく「仲間」ができます。
募集要項
日程等 | ※開催日程は、次の5日(1日2回、計10回)です。 |
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対象者(参加資格) | 「地域百年企業」を目指したり、事業承継を考えている企業経営者・役員等。 |
講師 | 【第1日 「百年の計」の要諦を考える】
【第2日 逆転の発想で喜ばれる会社をつくる】
【第3日 多様な経営資源を活かして強い事業をつくる】
【第4日 感動を地域と会社の力にする】
【第5日「公器の経営」で地域と共生していく】
*やむを得ない事情により、講師等が変更になる場合がありますので、予めご了承ください。 |
会場 | PHP研究所 東京本部 |
募集人数 | 40名(最小開催人員30名) |
受講料 | 1名あたり¥291,600(¥270,000+税¥21,600) |
お申込み方法 | 定員に達したため、受付を終了いたしました。 |
キャンセルポリシー | ※平成30年3月末までに参加者数が最小開催人員に達しない場合、開催を中止させていただく場合がございます。 |
講師略歴 | 【第1日】〇松下正幸(まつした・まさゆき)〔(株)PHP研究所会長、パナソニック株式会社副会長〕 1945年、大阪府生まれ。68年慶應義塾大学経済学部卒業。同年松下電器産業(後のパナソニック)入社後、ペンシルヴァニア大学ウォートンスクールへ留学。米国での勤務の後、洗濯機事業部長、取締役、常務、専務を経て、96年副社長に就任。2000年より副会長。関西経済連合会の副会長として財界活動に取り組む一方で、サッカーJリーグのガンバ大阪の取締役(非常勤)を務めるなど、文化・教育・スポーツの分野にも貢献している。 〇童門冬二(どうもん・ふゆじ)〔作家〕 1927年、東京都生まれ。第四三回芥川賞候補。日本文芸家協会・日本推理作家協会会員。東京都広報室長、企画調整局長、政策室長等を歴任。都庁在職中は、美濃部亮吉都政3期12年を知事のスピーチライターとして支え、都庁首脳として活躍。79年、美濃部知事退任と同時に退職し作家活動に専念。歴史の中から現代に通ずる実学を執筆し、新境地を拓く。『米沢藩の経営学』(PHP文庫)』等、著作多数。 〇有馬利男(ありま・としお)〔国連グローバル・コンパクト ボードメンバー、一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 代表理事、認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム 共同代表理事、富士ゼロックス株式会社 イグゼクティブ・アドバイザー(元社長)〕 1942年生まれ、鹿児島県鹿児島市出身。67年国際基督教大学教養学部卒業。同年富士ゼロックスに入社。総合企画部長、米国ゼロックス・インターナショナル・パートナーズCEO、富士ゼロックス代表取締役社長を経て、2012年4月から現職。社長在任時に経営改革を推進する一方、「企業品質」コンセプトを打ち出すなど、CSR経営に尽力した。2007年から国連グローバル・コンパクトのボードメンバー。キリンホールディングス株式会社、株式会社りそなホールディングスの社外取締役に就任し、企業と社会的な活動を広げている。 【第2日】〇川村慶(かわむら・けい)〔川村義肢(株)代表取締役〕 1969年大阪府生まれ。大阪体育大学卒業。大学卒業とともに義肢装具を製作する、家業の川村義肢に入社。2000年、父の急死を受け3代目社長に就任。以降、品質管理システムの導入等による製造工程合理化、技能継承、経営改善に取り組む。義肢・装具から、車いす、リハビリテーション器具、障害者スポーツ用品分野まで業容を拡大。障害者の能力発揮を含むダイバーシティ経営に取組み、日々、障害者・高齢者の「諦めなくてもいい」を提供している。「経済産業省ダイバーシティ企業100選」受賞(2015年)。 〇速水亨(はやみ・とおる)〔速水林業代表、株式会社森林再生システム代表取締役〕 1953年三重県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。三重県紀北町で江戸中期から続く家業(林業家)の9代目。1070haもの所有林をフィールドに“地域との共生、自然との共生”を目指した森林経営に取り組む。国宝など寺社仏閣の大径木を供給できる400年生の森林を育てている。講演会、林業塾等の活動も積極的に開催。2000年には、世界的な持続可能な森林管理認証であるFSC認証(森林管理協議会)を日本で初めて取得。内閣府事業仕分け民間評価人(仕分け人)、農林水産省林政審議会委員、 (一社)日本林業経営者協会会長等の公職も多数歴任。著書に、『日本林業を立て直す 速水林業の挑戦』(日本経済新聞出版社)等、多数。 【第3日】〇石坂典子(いしざか・のりこ)〔石坂産業(株) 代表取締役〕 1972年東京都生まれ。高校卒業後、米国の大学に短期留学。92年、父親が創業した石坂産業に入社。2002年代表取締役社長に就任。「脱産廃!地産地消型のビジネスモデル創出」を掲げ、ISO14001導入等、先鋭的な会社改革を断行。著書に『どんなマイナスもプラスにできる未来教室』(PHP研究所)、『絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!』(ダイヤモンド社)、『五感経営―産廃会社の娘、逆転を語る』(日経BP社)等。 〇小松真実(こまつ・まさみ)〔ミュージックセキュリティーズ(株) 代表取締役〕 1975年、東京都生まれ。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。2000年ミュージックセキュリティーズ合資会社設立。01年同有限会社設立。02年株式会社化し、代表取締役に就任。同社では、地場産業や消えかねない技術等に注目した事業の証券化事業(投資型クラウドファンディング事業)を運営する。東日本大震災を受けた「セキュリテ被災地応援ファンド」等、多数のファンド事業を手掛けている。 【第4日】〇デービッド・アトキンソン〔(株)小西美術工藝社 代表取締役社長)〕 1965年イギリス生まれ。オックスフォード大学日本学科卒業。アンダーセン・コンサルティング等を経た後、92年ゴールドマン・サックス証券に移る。1990年代の日本の不良債権問題や銀行再編を予見しその名を高める。09年、(株)小西美術工藝社入社、11年より現職。日本の文化財政策・観光政策に関する提言等も行う。15年、著書『新・観光立国論』(東洋経済新報社)で第24回山本七平賞(PHP研究所主催)を受賞。 〇水野勇気(みずの・ゆうき)〔Bリーグ 秋田ノーザンハピネッツ株式会社 代表取締役社長〕 1983年東京都生まれ。中学時代から「ビジネスに興味があった」という。高校卒業後、アメリカに留学。2004年、秋田県に新設された国際教養大学(AIU)へ入学し、秋田と縁ができる。3年次にAIUの交換留学でオーストラリアのグリフィスへ1年間留学し、スポーツマネジメントを学ぶ。08年秋田プロバスケットボールチームをつくる会発足。09年秋田プロバスケットボールクラブ株式会社代表取締役社長に就任。 【第5日】〇黒木敏之(くろき・としゆき)〔(株)黒木酒造 代表、宮崎県高鍋町長〕 1953年宮崎県生まれ。立教大学経済学部卒業。(株)ソニープラザを経て、80年(資)黒木本店入社。現在、株式会社黒木本店代表。ノーベル文学賞作家、ガルシア・マルケスの作品名をつけた「百年の孤独」の開発から販売までを手がける。 2017年より高鍋町長。高鍋商工会議所会頭等、公職多数。著書に『精進無涯(私の考える生き方)』。 〇清水卓智(しみず・たかとし)〔(株)PHP研究所 代表取締役社長〕 1956年山梨県生まれ。龍谷大学法学部卒業。80年PHP総合研究所(現PHP研究所)入社。創設者・松下幸之助による「一家に一冊」のかけ声のもと、入社以来一貫して「月刊誌PHP」普及を中心とした、直販普及活動に専念する。2011年より現職。現在、研究、各種雑誌普及の他、書籍、通信教育、DVDソフト、eラーニング、映像配信、企業研修など幅広い普及展開を統括。 |
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