PHP総研フォーラム
「多党連携に直面した日本政治の行方」
2024年10月に総選挙が行われ、与党が過半数を割り込む結果となりました。振り返れば、政治資金報告書への不記載問題をきっかけに、また、インフレに転じた経済による実質賃金の低下の継続などによって、日本政治そのものが大きく変容しつつあります。
PHP総研では、こうした動きを踏まえ、日本政治が直面する混迷をいかに抜け出すべきかなどのテーマで日本政治に関するPHP総研フォーラムを継続的に開催してきました。
2024年の臨時国会から少数与党による内閣が始まり、野党の協力を得なければ、予算も法律改正も実現しない政治情勢です。与党が他党との政策協議をベースにした多党連携に直面した日本政治に転換したわけで、2012年以降見てきたものとは異なる見方が必要でしょう。
本フォーラムでは、石破政権が模索する多党連携はうまくいくのか。与党の自民党や公明党は現状をいかに変えていこうとするのか。野党第一党である立憲民主党、総選挙で議席を大きく伸ばした国民民主党など野党各党のそれぞれの戦略はどうか。そして、それぞれの思惑が交錯し、日本政治はどう変容していくのか。2025年に予定される参議院通常選挙などの政治日程、さらには、民主政治を取り巻く環境変化などを踏まえ、政治や行政にくわしい専門家と共に今後の日本政治を展望します。
ウェビナー概要
日時 | 2025年1月22日(水)15:00-16:30 |
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視聴方法 | オンライン配信は「Zoom」を使用します。 ※事前にZoomをインストールしてご視聴ください。 最新バージョンのZoom でのご参加を推奨しています。なお、Zoomのインストールおよび視聴にかかわる通信費などの費用はお申込者様のご負担となります。 |
対象 | 政治に関心を持つ方、政治家、行政関係者、マスメディアなど |
参加費 | 無料 |
パネリスト | 中北 浩爾/中央大学法学部教授 三重県生まれ、大分県育ち。1991年、東京大学法学部卒業。1995年、東京大学大学院法学政治学研究科中途退学。博士(法学)。大阪市立大学助教授、立教大学教授、ハーバード大学客員研究員、一橋大学教授などを経て、2023年より現職。専門は、日本政治史、現代日本政治論。近著に、『自民党―「一強」の実像』中公新書、2017年、『自公政権とは何か』ちくま新書、2019年、『日本共産党』中公新書、2022年など。 牧原 出/東京大学先端科学技術研究センター教授 1990年東京大学法学部卒業。東北大学法学部助教授、同大学院法学研究科助教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員研究員、東北大学大学院法学研究科教授を経て2013年より現職。日本工学アカデミー会員。著書に、『内閣政治と「大蔵省支配」』(中央公論新社、サントリー学芸賞)、『行政改革と調整のシステム』(東京大学出版会)、『権力移行』(NHK出版)、『「安倍一強」の謎』(朝日新聞出版)、『崩れる政治を立て直す』(講談社)、「田中耕太郎」(中央公論新社、読売・吉野作造賞)。共編著『聞き書 野中 広務回顧録』(岩波書店)、『聞き書 武村正義回顧録』(岩波書店)、『日本政治史講義 通史と対話』(有斐閣)等。 |
モデレーター | 亀井 善太郎 /PHP総研主席研究員 1971年生まれ、神奈川県伊勢原市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。日本興業銀行(現みずほ銀行)、ボストン・コンサルティング・グループ、衆議院議員などを経て現職。立教大学大学院社会デザイン研究科特任教授やNPO法人アジア教育友好協会理事なども務める。 |
お申し込み | 下記注意事項をご確認の上、ご登録ください |
注意事項 | ・本イベントには開始5分前から入場できます。それまでは入場できませんのでご注意ください。 ・登壇者の講演資料の配付は行いません。 ・ 登壇者などの内容が予告なく 変更になる場合がございます。 ・配信には万全を期しますが、万一、技術的なトラブルが発生し、配信・視聴が困難になった場合は、本イベントを一時中断または中止する場合があります。 ・お申込者様の回線状態により画像・音声の乱れが生じても、主催者は責任を負いかねます。 ・本イベントにお申し込みの方は、次の事項に同意いただいたものとします。 ①配信内容(資料・登壇者の発言を含む)を録画・録音・撮影(スクリーンショット)・配信(SNS・ブログなどへの掲載を含む)しないこと。 ②配信内容について、著作権を侵害する行為をしないこと。 ③本イベントの進行を妨げる行為をしないこと。 |
主催 | 政策シンクタンクPHP総研 |
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