PHP総研フォーラム
「これからの日本政治-想定されるシナリオを踏まえて-」
※本フォーラムの録画を、PHP研究所YouTubeチャンネルにて配信しています。
▼ご視聴はこちら▼
https://youtu.be/MMpkRdP8SgM?si=N3SjRJlpb_zxWqx7
PHP総研では、2月中旬にPHP総研フォーラム「日本政治の混迷をいかに抜け出すか-想定されるリスクを踏まえて-」を開催し、主権者からの信頼を失う日本政治が取り組むべき点について、明らかにしてきました。
その後、信頼を失う原因となった政治とカネの問題は、前回の議論でも懸念したとおり、本質的な政治改革には進まず、信頼回復の道のりは見えてきませんでした。こうした状況を反映し、直近の国政選挙となった衆議院議員の補欠選挙では、立憲民主党が3選挙区すべてで勝利しました。泉代表は「3つの選挙区で勝利したが、全国でも意思表示したい人はたくさんいる。自民党の政治改革法案が進まないようであれば、早期の解散を求めていきたい」と述べ、政権を追い込む構えです。
他方で、岸田政権が成果を上げている面にも目を向けることが公平でしょう。外交面では、岸田総理の米国議会での演説は当日の議場でも好評価を博し、その後の米国のウクライナ支援予算に関する審議においては、同演説が取り上げられ、動きの鈍かった米国議会の決定を後押しすることとなりました。内政でも、長年の課題であったデフレ脱却も、実質賃金のプラス化もあと少しのところまで来ています。
こうした中、今後の政治スケジュールを見れば、7月に東京都知事選挙、9月に自民党の総裁選、立憲民主党の代表選が行われます。次の国政選挙は参議院の通常選挙が来年夏に予定されていますが、すでに衆議院議員の任期は残り1年半となっており、近いタイミングでの解散総選挙の可能性もあるでしょう。
これからの日本政治はどこに向かっていくのか。さまざまなシナリオが想定されますが、具体的な動きはまだまだ見えてきません。
本フォーラムでは、これまでの政治の動きを分析した上で、本来あるべき対処のあり方、また、さまざまなシナリオを想定しつつ、有能な政権を構築し、運営していくために何が必要なのか、といった点について、政治や行政にくわしい専門家が議論します。
ウェビナー概要
日時 | 2024年5月24日(金)15:00-16:30 |
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視聴方法 | オンライン配信は「Zoom」を使用します。 ※事前にZoomをインストールしてご視聴ください。 最新バージョンのZoom でのご参加を推奨しています。なお、Zoomのインストールおよび視聴にかかわる通信費などの費用はお申込者様のご負担となります。 |
対象 | 政治に関心を持つ方たち、政治家、行政関係者、マスメディアなど |
参加費 | 無料 |
パネリスト | 中北 浩爾/中央大学法学部教授 三重県生まれ、大分県育ち。1991年、東京大学法学部卒業。1995年、東京大学大学院法学政治学研究科中途退学。博士(法学)。大阪市立大学助教授、立教大学教授、ハーバード大学客員研究員、一橋大学教授などを経て、2023年より現職。専門は、日本政治史、現代日本政治論。近著に、『自民党―「一強」の実像』中公新書、2017年、『自公政権とは何か』ちくま新書、2019年、『日本共産党』中公新書、2022年など。 牧原 出/東京大学先端科学技術研究センター教授 1990年東京大学法学部卒業。東北大学法学部助教授、同大学院法学研究科助教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員研究員、東北大学大学院法学研究科教授を経て2013年より現職。日本工学アカデミー会員。著書に、『内閣政治と「大蔵省支配」』(中央公論新社、サントリー学芸賞)、『行政改革と調整のシステム』(東京大学出版会)、『権力移行』(NHK出版)、『「安倍一強」の謎』(朝日新聞出版)、『崩れる政治を立て直す』(講談社)、「田中耕太郎」(中央公論新社、読売・吉野作造賞)。共編著『聞き書 野中 広務回顧録』(岩波書店)、『聞き書 武村正義回顧録』(岩波書店)、『日本政治史講義 通史と対話』(有斐閣)等。 |
モデレーター | 亀井 善太郎 /PHP総研主席研究員 1971年生まれ、神奈川県伊勢原市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。日本興業銀行(現みずほ銀行)、ボストン・コンサルティング・グループ、衆議院議員などを経て現職。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任教授やNPO法人アジア教育友好協会理事なども務める。 |
お申し込み | お申込み受付は終了しました |
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主催 | 政策シンクタンクPHP総研 |
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