松下政経塾ソーシャルイノベータープログラム
―社会起業を通じて、地域をつくり、国をつくる―
松下政経塾主催、PHP研究所共催

 新しいアイデアで社会的課題を解決するソーシャルイノベーターが多方面で活躍し、様々な社会起業が国を変えるという動きが生まれています。そこで、パナソニックの創業者・松下幸之助がリーダーを育成するために設立した松下政経塾では、ソーシャルイノベーターの実践事例に学びながら社会起業のアプローチを体感するショートプログラムを開催しています。

 今年度のプログラムでは、日本の地域が抱える社会的課題に着目し、「社会起業を通じて、地域をつくり、国をつくる」をテーマとして取り上げます。日本の地域が抱える社会的課題とは何か? その課題を解決するために、どのような事業アイデアが考えられるか?国をつくるという大局的な視野とともに、1日で社会起業のアプローチを体感します。

 プログラムを通じて、イノベーター、有識者、松下政経塾の現役塾生と直接つながり、志を同じくする参加者同士が交流を深められる場として設計しています。よりよい社会をつくりたいという志を持つ、35歳以下の皆様の参加を歓迎します。


ソーシャルイノベータープログラム

【プログラム】

10:00オープニング(ご挨拶&松下政経塾紹介映像上映)
~金子一也(松下政経塾研修局局長/松下政経塾第12期卒塾生)
10:30キーノート「ソーシャルイノベーションと松下幸之助」
~永久寿夫氏(株式会社PHP研究所取締役・専務執行役員)
10:50ソーシャルイノベーターTalks
~興膳健太氏(猪鹿庁 長官)
田中美咲氏(一般社団法人 防災ガール 代表理事)
加藤優子氏(オマツリジャパン株式会社 代表取締役)
12:00ブリーフィング
12:15ランチ
13:00塾内見学
13:30ソーシャルビジネス講座
~谷中修吾氏(BBT大学大学院MBA 准教授/地方創生イノベータープラットフォーム INSPIRE 代表理事)
14:00グループワーク(2h)
16:00プレゼンテーション
17:30アワード発表&ラップアップ
18:00懇親会
19:00終了

開催概要

【日時】

2018年3月24日(土)10:00~18:00 ※18:00~19:00 懇親会

【会場】

松下政経塾(神奈川県茅ケ崎市)
http://www.mskj.or.jp/access/index.html
東海道線辻堂駅 バス15分

【募集要項】

参加資格:18歳以上35歳以下(社会起業や地方創生などにご関心の皆様を歓迎します。学歴・職歴は不問です。)
参加費 :1,000円(資料・飲食代) ※当日現金にてお支払いください。
定員  :最大30名程度(※応募動機などを参考として選考)
応募締切:2018年3月11日(日)24:00

【参加申込】

定員に達したため、受付を終了いたしました。

【登壇者紹介】

永久 寿夫氏(株式会社PHP研究所取締役・専務執行役員、政策シンクタンクPHP総研代表)

1958年、新潟県生まれ。1982年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。PHP研究所入社。88年、スタンフォード大学にてロシア・東欧学修士号(MA)取得。94年、カリフォルニア大学(UCLA)にて政治学博士号(Ph.D.)取得。
杉並区行政評価検討委員会委員、神奈川県「21世紀の県政を考える懇談会」委員、内閣府国際青年育成事業ハンガリー派遣団団長、東京外国語大学非常勤講師、熱海市行財政改革会議委員、内閣府行政刷新会議・事業仕分け分科会評価者、国家戦略会議フロンティア分科会事務局長、内閣官房・行政事業レビュー評価者などを歴任。
現在、関西大学客員教授、松下政経塾評議員も務める。


興膳 健太氏(猪鹿庁 長官)

1982年、福岡県福岡市生まれ。平成19年に郡上市へIターン。郡上里山株式会社代表取締役。活動のコンセプトは「ずっと暮らし続けられる郡上」を作ること。「猪鹿庁」と名付けた里山保全組織を結成し、猟師とのエコツアー「山歩き&BBQ」「解体ショー」「猪骨ラーメン作り」などが人気を集める。猟師の第六次産業化にも取り組む。


加藤 優子氏(オマツリジャパン株式会社 代表取締役)

1987年生まれ。東京都練馬区出身&在住。武蔵野美術大学油絵科卒業。日本の伝統文化好きが高じて、漬物メーカーに就職。仕事を持ちつつ、2足のわらじで行っていたお祭り支援活動が次第に本格化し、2014年にオマツリジャパンを立ち上げ、2015年に株式会社化。地域自治体のお祭りプロデュース、ツアー企画、デザイン、広報活動など、お祭り運営全般を行う。日本の祭りのプラットフォームづくりを展開中。


田中 美咲氏(一般社団法人 防災ガール 代表理事)

1988年、奈良県生まれ。東日本大震災を機にゲーム会社を辞め、福島移住し福島県庁・沿岸部8市町村と連携し復興支援事業を責任担当。その後2013年から全国の強みの異なる20〜30代約120名の仲間とともに、防災をこれからのフェーズへ変える「防災ガール」設立、2015年法人化。津波防災の新しい合図“オレンジフラッグ”を全国に広める「#beORANGE (ハッシュビーオレンジ)」をはじめ、革新的なアイデアで企業・行政・学校と連携し共感を集め、コレクティブインパクトで社会課題解決を目指す。

【総監修/講師】

谷中 修吾氏(BBT大学大学院MBA 准教授/INSPIRE 代表理事/松下政経塾24期卒塾生)

静岡県出身。東京大学大学院工学系研究科卒。NGO・NPO経営、外資・戦略コンサルを経て現職。ソーシャルスタートアップの事業開発を専門とし、スターバックス、キヤノン、松下政経塾の連携による復興支援プロジェクト「道のカフェ」創設者/総合プロデューサー、環境省「グッドライフアワード」総合プロデューサー、JICA「国際協力ソーシャルビジネスアワード」総監修などを歴任。国内最大級の地方創生イノベータープラットフォームINSPIRE(インスパイア)を立ち上げ、まちづくりで活躍するイノベーターの集合知を広く社会に発信する取り組みを展開。

【モデレーター】

比嘉 啓登氏(松下政経塾37期生)

沖縄県出身。首都大学東京大学院都市環境科学研究科修了後、三井物産株式会社に入社。アジア諸国向け鉄道インフラ建設プロジェクト等に従事。他国と異なる“日本ならでは”の「価値化」産業の仕組みづくりを通じて、国民一人ひとりの物心一如の繁栄を目指す。

【メンター(地域活性化センター)】

稲葉 淳一氏(奈良県生駒市 副主事)

木村 由季氏(秋田県大館市 移住交流課 主任主事)

篠原 歩氏(福岡県那珂川町 主任主事)

中野 永吉氏(山口県 主事)

中村 咲輝氏(青森県六ヶ所村 主事)

松元 聖哉氏(鹿児島県霧島市 主事)

影山 貴大氏(合同会社J-doc company 地域づくりメディエイター兼地域づくりファシリテーター)

【主催・共催・協力】
<主催>公益財団法人松下政経塾
<共催>株式会社PHP研究所
<協力>一般財団法人地域活性化センター
 特定非営利活動法人エティック
 地方創生イノベータープラットフォームINSPIRE
【お問い合わせ】

公益財団法人松下政経塾 人財開発部
E-mail:boshu@mskj.or.jp

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