日本再編計画~無税国家への道~
―
「無税国家」研究プロジェクト―
【内容】
昭和54年に松下幸之助が 提唱した「無税国家」構想を原点に、閉塞状況に陥った国家運営の打開策を模索するため、平成5年1月に発足した。平成6年には国費20兆円削減と国家公務 員半減を柱とする「日本国再創造構想」を提言発表している。その後、さらに地方改革などを含めた日本の行財政・経済システムの統合的再編プランとして平成 8年6月に「日本再編計画」を発表した。
「日本再編計画」は、国と 地方の行財政改革によって大幅に歳出を削減し、余剰財源を基金化することを通じて、(1)財政危機の打開、(2)高齢化社会の到来に伴う福祉財源の確保、 (3)21世紀における社会活力の向上、を実現する国家経営の方策を提示している。この提言は、全国紙各紙にも取り上げられ、さらには衆院選の各党公約に も大きな影響を与えた。