日本再編計画~無税国家への道~【7】
― 民営化の貫徹(郵政3事業の民営化ほか)―

【内容】

提言7:民営化の貫徹

 従来の「官主導経済」から市場競争と個人の選択を基本とする「民主導経済」へ社会経済構造を転換する。その一環として、国立大学や国立病院、とりわけ郵政3事業を民営化するとともに、財政投融資制度も廃止する。

<郵政3事業の民営化>

  • 郵便事業:全国1本社体制で民営化
  • 情報社会への対応や競争による効率化の達成、改善を目指し、郵便事業を「日本ポストサービス(仮)」として民営化する。全国1327の普通郵便局を支社とし、特定郵便局は独立した経営体となって代理店契約を結ぶ。コンビニエンスストアにも代理店としての参入を認める。
  • 郵貯事業:州単位12本社で分割民営化
  • 郵貯はそのままで民営化すれば預金残高が大きすぎる。そこで、州毎に分割して民営化を図る。預け入れ限度額を廃し、証券や国際業務への参入も認める。
  • 簡保事業:全国1本社で民営化
  • 簡保事業は保険料額が約1兆円で中堅生保会社にほぼ匹敵する。これを一体で民営化し「ポスト・インシュアランス(仮称)」として独立会社とする。特約代理店は、新規募集、独立採算制となった特約店(旧特定郵便局)の希望に応じ、自由契約制とする。
cat97

目次はこちら

View more

お問い合わせ

注目コンテンツ